地図を持って行く時にはどんな地図を持って行ったらいいんだろう?
一番のおすすめは、国土地理院の地形図と市販(しはん)のガイドブックの2種類(しゅるい)を持って行くことだよ。
国土地理院の地形図は、尾根(おね)の位置や、谷やガケの位置がわかるだけでなく、等高線をみてそこがどのくらいの角度の斜面(しゃめん)なのかを知る事ができるよ。
林も広葉樹林(こうようじゅりん)と針葉樹林(しんようじゅりん)で記号がちがうから、まわりの木をみて位置を確認することもできるね。
縮尺(しゅくしゃく)もいろんな種類のものがでているけれど、25000分の1位が一番見やすいと思うよ。
市販のガイドブックは、地図からはよみとれない情報(じょうほう)がかかれていることが多いよ。
案内所の場所とか、花の群生地(ぐんせいち)の情報なんかも見る事ができる。
ガイドブックはそのまま持って行くと重いしじゃまになるので、必要な所だけをコピーして持って行くのがおすすめだよ。
どちらも、大きい本屋さんなら入手できるよ。
- 最近は携帯(けいたい)電話のアプリでも山用の地図を無料でダウンロードできるものが数多くでてきているよ。
- だけど、携帯でみるのは、みんなで検討(けんとう)するには向いていないし、充電(じゅうでん)ができなかったり、ずっと使っていると電池の消耗(しょうもう)がはげしかったり、雨でぬれてしまったりしたら、全く使えなくなる事もあるよ。
- だから基本は紙の地図を持って行こうね。