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火をおこすのは、どこでやるのかな?考えてみて!


かまどを作ってその中で火をおこす方法、キャンプ場に常設(じょうせつ)のかまどを使う方法、
地面に直接(ちょくせつ)薪(まき)を組む方法などがあるんだよ。

MS4-㈪ 石のかまど  V Still0319_00002[1].jpg

まきを並(なら)べて石のかまど

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キャンプ場に常設(じょうせつ)のかまど

★石のカマドを作る

  1.カマドを作る場所の地面を平らにする。

  2.大きめの石を集めて、ならべる。その時、口は風上側になるようにする。
    鉄板やアミなど調理器具を直接のせる場合には、そのサイズにあわせる。

  3.一番上の段(だん)が平らになるように2段以上につみあげる。
    間にすきまがあってもOK 。かえってよい空気アナになるよ。


★丸太でカマドを作る 

  ・直径10センチ以下の丸太の場合は、いげたのように木をくんでいく。(→いげた型)
  ・直径20センチ以上の太い丸太がある場合には、たてに2つに割って、一番おくはV字型にひろげ、
   その手前にさらにならべて置く。風が強い時にも使いやすいのがこの形だよ。(→合掌型)


その他にも地面に直接(ちょくせつ)まきを組んでいく方法、キャンプ場常設(じょうせつ)のかまどを使う方法、
たき火台を使う方法などがあるんだ。

その場の状況にあわせて、やり方を選ぼうね。

かまどを作る、というのは、風の影響(えいきょう)をすくなくしたり、火のついたまきや火の粉、
燃えカスが飛び散るのをふぜぐ効果(こうか)があるよ。
ただ、地面で直接火をたくのは、少なからず環境(かんきょう)にダメージをあたえることになるんだ。
それをしっかり覚えておいてね。
火をたく場所には、決まりがあるよ。やっていい場所、わるい場所、マナーを確認してはじめよう。



MS4-㈪-1 合掌型Still0222_00000.jpg

 合掌(がっしょう)型のまきの組み方

MS4-㈪-2  V井桁型Still0218_00011.jpg

いげた型のまきの組み方

★合掌型(がっしょうがた)

  傘(かさ)のような円錐形(えんすいけい)にまきをくんでいき、その内側に細い小枝やスギの葉、
  新聞紙などをいれて火をつける形だよ。

  最初はもえづらいけれど、火がついてしまえば、火力の調節(ちょうせつ)は楽だよ。



★いげた型 

  漢字の井の字のように、まきをくみ上げていって、まん中に着火用の小枝やスギの葉、新聞紙などを
  いれて火をつける形だよ。

  まきの状態(じょうたい)が悪くても、火がつきやすく、えんとつ効果(こうか)で火が上りやすいよ。


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