火をおこすのは、どこでやるのかな?考えてみて!
かまどを作ってその中で火をおこす方法、キャンプ場に常設(じょうせつ)のかまどを使う方法、
地面に直接(ちょくせつ)薪(まき)を組む方法などがあるんだよ。
★石のカマドを作る
1.カマドを作る場所の地面を平らにする。
2.大きめの石を集めて、ならべる。その時、口は風上側になるようにする。
鉄板やアミなど調理器具を直接のせる場合には、そのサイズにあわせる。
3.一番上の段(だん)が平らになるように2段以上につみあげる。
間にすきまがあってもOK 。かえってよい空気アナになるよ。
★丸太でカマドを作る
・直径10センチ以下の丸太の場合は、いげたのように木をくんでいく。(→いげた型)
・直径20センチ以上の太い丸太がある場合には、たてに2つに割って、一番おくはV字型にひろげ、
その手前にさらにならべて置く。風が強い時にも使いやすいのがこの形だよ。(→合掌型)
その他にも地面に直接(ちょくせつ)まきを組んでいく方法、キャンプ場常設(じょうせつ)のかまどを使う方法、
たき火台を使う方法などがあるんだ。
その場の状況にあわせて、やり方を選ぼうね。
かまどを作る、というのは、風の影響(えいきょう)をすくなくしたり、火のついたまきや火の粉、
燃えカスが飛び散るのをふぜぐ効果(こうか)があるよ。
ただ、地面で直接火をたくのは、少なからず環境(かんきょう)にダメージをあたえることになるんだ。
それをしっかり覚えておいてね。
火をたく場所には、決まりがあるよ。やっていい場所、わるい場所、マナーを確認してはじめよう。
★合掌型(がっしょうがた)
傘(かさ)のような円錐形(えんすいけい)にまきをくんでいき、その内側に細い小枝やスギの葉、
新聞紙などをいれて火をつける形だよ。
最初はもえづらいけれど、火がついてしまえば、火力の調節(ちょうせつ)は楽だよ。
★いげた型
漢字の井の字のように、まきをくみ上げていって、まん中に着火用の小枝やスギの葉、新聞紙などを
いれて火をつける形だよ。
まきの状態(じょうたい)が悪くても、火がつきやすく、えんとつ効果(こうか)で火が上りやすいよ。