テントの中で快適(かいてき)に眠(ねむ)るには、どうしたらいいと思う?
テントの中の様子
★テントの中にテントシートをしこう。
★寝袋(ねぶくろ)を袋から出しひろげよう。
★荷物はまくら元においておこう。
★予備(よび)のライトやランタンがあれば、テントの天井につるして、電灯(でんとう)のかわりにしよう。
★入口の虫よけネットはいつもしめておくようにしよう。
★くつは雨や夜露(よつゆ)でぬれてしまわないように気をつけよう!
テントの中におくものはこんな役目や注意するてんがあるよ。
★テントシートは断熱(だんねつ)、防水(ほうすい)、防湿(ぼうしつ)のためにしくんだよ。
もっている人は、マットもしくとより快適(かいてき)!
マットには断熱性のよいウレタンマットや空気をいれてふくらませるエアーマットなどがあるよ。
★寝袋(ねぶくろ)はスリーピングバッグとかシュラフとも言うんだよ。
快適(かいてき)な睡眠(すいみん)のための重要なものだね。
寝袋にはスリーシーズン用(3月~11月ごろに使用)と、冬用(12月~2月ごろに使用)との2種類があって、中綿(なかわた)や生地の素材がちがうんだ。
また形も人形型と封筒(ふうとう)型があるんだ。寝心地が良いのが封筒型で、コンパクトで保温性がいいのが人形型だよ。
★荷物は・・・?
荷物は一か所にまとめておくよ。ザックや衣類をまくらがわりにすることもできるんだ。
テントの中がせまい時には、外にツェルトで荷物置き場を作ることもできるよ。
でも、水、ライト、メガネなどはテント内のすぐ手の届くところにおいておこう。
★あかり・・・電灯がわりにヘッドライトやランタンを使うね。
でも眠(ねむ)る時には、かならず、電灯は消そう。動物や虫から守るためだよ。
ガスカートリッジ式のランタンの場合には、眠る時や風が強い時にはおろした方が安全だよ。
★虫の多い季節には、つるし型の虫よけ剤(ざい)などもあわせて使うと効果的(こうかてき)だよ。
★くつはフライシートと本体の間の前室においておこう。
霧(きり)の出ている時や、夜露がある時、雨が降っている時にはどうしたらいいと思う?
こういう天気の時には、前室においても、中がしめってしまいがちなんだ。
くつの中に少しの新聞紙をつめてビニールをかぶせておくと安全。
前室がない場合には、テントの中にしまっておいた方がいいよ。
快適(かいてき)に眠(ねむ)るための準備(じゅんび)を整えても、せまいテントの中、なれない寝袋(ねぶくろ)ではなかなか熟睡(じゅくすい)できないかもしれないね。
それに、ワクワク・ドキドキして、眠れないかもしれない。
でも、睡眠不足(すいみんぶそく)は、次の日に大きく影響(えいきょう)するからちゃんと寝ないとね。
寝袋の中でも、おなかに丸めた服をかかえたり、手足を温めると熟睡しやすいと言われているよ。
ためしてみてね。
テントの中に、どんな風に物をおいたらいいかな?
だれが、どこにねるのかな?
自分で図を描いて、想像(そうぞう)してごらん。
わくわくしてくるね!