鉄板にのせるだけのだけの料理といって、一番先に思いつくのはバーベキューだよね。そのほかにも、焼そばやチャンチャン焼もできるよ。
それから、鉄板の上に、アルミホイルてくるんだ食材をいれてむし焼きにするホイル焼きも人気だよ。
鉄板料理はすぐに焼けるし、焼きながら食べていく楽しみもあるよね。
<ヒント>
バーベキューはすぐできるよ。食材を切るなどの下ごしらえが終わったら、お皿やおはし、調味料、飲み物もすぐ使えるように準備(じゅんび)してから、調理をはじめよう。
夏の時期は、とくにお肉や魚介類(ぎょかいるい)が傷(いた)みやすいので、焼く直前までクーラーボックスにいれておこうね。
ホイル焼きは下ごしらえをしたら、アルミホイルにつつんで、鉄板にのせる直前に調理用のお酒やワインをふりかける調理法もあるよ。
★焼き加減(かげん)にむらがでてしまったら・・・?
鉄板がななめになるようだと、油が一部にたまってしまって、焼き具合にむらがでたり火がついてしまうよ。鉄板が水平になっているか確認(かくにん)しよう。鉄板の下の火も均一(きんいつ)になっているかな? 火加減も注意が必要。あまり火が強すぎると材料がみんなこげちゃうヨ。炭(すみ)が赤くなった状態が最適(さいてき)なんだったよね。まずは火の状態(じょうたい)を確認してね。
焼きむらがでてしまった場合でも、火が通っていない生の部分があったら、その部分を火の強い所にあわせて、ちゃんと火を通そう。そして、焦(こ)げてしまった部分があったら、その部分だけとりのぞいて食べよう。キャンプでは、くだもの以外は、生で食べるのは厳禁(げんきん)だよ。
■こんなことに注意しながら切ってみようね。
- お野菜(やさい)を切る時には、そのメニューにあわせて大きさや形をかえなくてはならないね。
- うまく皮(かわ)をむけなかったら、どうしたらいいかな?
- お家の人に手伝ってもらってもいいんだけど、ナイフの刃を表面に直角にあてて、こすりとるように皮をとる方法もあるよ。
- ジャガイモの芽(め)は、ほうちょうではどうしてもうまくとれなかったら、そこを半分に切ってから、スプーンでくりぬいたっていいんだ。
- でもその時には、ほうちょうに芽の毒(どく)の成分がついてしまうことがあるから、こまめにすすぎながら、作業をしようね。
雨や霧(きり)で火がつきにくいな、と思う時でもこんな工夫をしてみてね。
・地面が雨でぬれている場合には、まきの下に新聞紙やダンボールをしくと火がつきやすくなるよ。
・雨の日に小枝をさがす場合には、岩かげや、大きな木の根元など、じかに雨があたらない所をさがすと、
かわいた小枝が見つかりやすいよ。
・まきがしめっている場合は、たき火の傍そばに広げて、かわかしながら少しずつ使っていくといいよ。
細いものほど、はやくかわくよ。
・シラカバの皮や、まつぼっくりは多少しめっていても燃えやすいよ。
・組んだまきの上に新聞紙を広げて、その下で着火から火が落ち着くまでの作業を行うと、雨の日でも
比較的(ひかくてき)楽だよ。
太いまきに火がついて落ち着いてしまえば、多少の雨でも火は消えなくなるよ。