火は水をかけると消える・・・というのは常識(じょうしき)だよね。
でもそれだけでいいのかな?火の後始末の方法も色々あるんだよ。
その時には次のような事に気をつけようね。
・水をかけて、消す場合。丸太は見た目には消えたようでも、しんの部分に火種が残っていることがあるので、十分に消すこと。
そのさいに、むやみに何度も水をかけるのではなく、水をくんだバケツの中に、しばらくつけて置く方がいい場合もあるよ。
・たたいたり、ふみつけて火を消す方法。まずはぼうや、残ったまきをつかって、火種の所をたたいて、消えたらもう一度ふみつける。そのあと砂やどろをかけたり、穴をほってうめたり、等の作業をするんだ。
・まずは、まきや炭(すみ)を完全に燃やしきってしまうこと。そして残った木炭は消し壷(けしつぼ)などを利用して、回収して窒息消化(ちっそしょうか)する方法。
水をかけていないから、次に、消し炭(ずみ)として、再利用できるよ。
・つんだ石は元の場所へ。残った炭(すみ)は持ち帰るのがマナーだよ。
・火の後始末は… 水をかけるとその周りもきたなくなってしまうよ。そうすると、次に使う人は、気持ちよくないよね。たき火台などを使った場合も、火がついている時は、器具はすごい高温になっているのに、水で急激(きゅうげき)に冷やされてしまうから、傷(いた)みやすくなってしまうんだよ。
・余分(よぶん)なまきや炭までかまどやたき火台にいれるのではなく、必要量だけをいれる事もたいせつだね。